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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2006:12/27/12:41  ++  ~私のデートの法則~(解答者:管理人とトラウトマン大佐)

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諸君、改めて自己紹介をしよう。
私が米陸軍大佐トラウトマンである。
ベトナム戦争に従軍し、指揮を執っていた。
その後の私の遍歴は映画“ランボー”シリーズに詳しいので、そちらを参照して頂けるとありがたい。
ちなみに、コメディ映画“ホット・ショット”にて、狂った役回りを演ずる“大佐”も私だったりする。
ここ“蛇の舌先”の管理人と、時々何がしかのお題がある時対談をするというのが私の任務である。
以後、お見知りおきをして頂くとありがたい。
諸君らに幸あれ、センパーファイ!

さて、今回の任務は、管理人が使用している“蛇の舌先”の大本を運営している“ninja tools”から拝借してきた、“私のデートの法則”というTBである。
先日も管理人に、“お題があるからといってすぐに拾ってくるのは犬のやる事だ”と言ったばかりであるというのに、その舌の根も乾かぬうちにまた手をつけるとはけしからん事だ。修正してやる!
舌の根・・・ああ、このブログのタイトルにふさわしいといえば、そうなのかも知れぬな。

では、任務に取り掛かるとしよう。

注; 「」=管理人 『』=トラウトマン大佐

「大佐、今回はちと前置きが長かったような気がするが・・・」
『・・・いきなり“トラウトマン大佐”とタイトルに出しても、何がなんだかさっぱりな人も多いのでは、と言ったのは君であろう。ああいえばこう言う。君ら日本人の悪徳だと思うのだが―』
「まぁいいだろう、今日はその話は後回しに―」
『まったくもってけしからんにも程がある。まあいい、任務に移ろうか』

「まず、“法則”と言われるとちょっと強すぎる言葉だな、と思うんだ」
『また前提から疑うのかね。君は猜疑的に過ぎるぞ。それだからいつも任務が前に―』
「まあ聞いてくれ。疑っている訳じゃない。言葉の?%E:424%#ロの問題なんだ。どうも“法則”と言われると、“必ずそうなる”という?%E:424%#ロがある。“風が吹けば桶屋が儲かる”のレヴェルを凌駕し、コーラを飲んだらゲップが出るという位に、確かな?%E:424%#ロが」
『人はそれを簡潔にするために、左手や犬などを持ち出しては来たな』
「ああ。だが、目に見えて簡潔だろうとなんだろうと“必ずそうなる”という?%E:424%#ロは拭えないんだ」

『その“前提を解釈する意見”の上での、君の“デートの法則”は?』
「迅速にかつ正確に、そして忠実に・・・という、あんた達の任務における考え方はわかるが、まあ落ち着いてくれ。結論を急がせる真似はまだよしてくれ」
『まだ任務に取り掛かる前に検討・定義付けしたい何かがあるのかね?』
「ああ。“デート”についてだ」
『ふむ、私の国との考え方の相違点が見つかるかも知れん。その点で興味深いな。聞こう』

「あらかじめ何らかの馴れ初めがあって、その上で何がしかの約束を取り付けて、その約束の外郭に沿いながら目的を果たす・・・こういう?%E:424%#ロがあるな。要は、“楽しもうじゃねぇか!”という事に如何に説得力と?%E:424%#ロを持たせられるかがカギなのだと思うんだ」
『それが君の“デート”についての考えかね?』
「ああ。大体何処の世界に、嫌な思いをするために面を合わせたがるカップルが居るんだ?」
『私の国では思いの他居るだろうな。“訴訟の国”・・・まったく不名誉なモノだ』
「・・・まぁ、要は健全なカップルならば、楽しんでなんぼである、と。不快な思いをするために会う必要がどこにあるんだ?と」
『なるほどな。君の“デート”という“任務”における、心構えみたいなモノは理解した』

「で、それを踏まえた上での“法則”か・・・」
『デートの前に、必ずそうなる、もしくはそうする、という事象だな』
「うーーーん・・・服装に気を・・・いや、そういう事じゃあないな・・・“デートになると必ずする・してしまう事”と言い換えてもいいわけだから・・・」
『・・・君に関するレポートを読む限り、デート中の君の行動は行き当たりばったりであるな。あらかじめ行く所・時間の割り振りを決めない事もしばしばで、行ったら閉店時間であったりした事もしばしば。どちらかというと臨機応変・・・とまでは行かないが、その場で対応するタイプのようだな』
「そうなんだよ。だから余計悩むんだ」
『ならなぜこの任務を引き受けたのかね』
「そこにお題があったから」
『・・・まったくもってけしからん話だ』

「一つ思い浮かんだ」
『ほう、“法則”かね?』
「ああ。それは“コーヒーとタバコを楽しめる時間・場所をキープする”」
『・・・なんと君寄りな法則なのだ。エゴにも程がある』
「そう言ってくれるな。俺がその二つが好きなんだという事を理解してくれる女性でないとダメだという事だ」

「・・・もう一つあった。これは車やらなんやらと、自分で左右出来る交通機関を手に入れてからの話なんだが」
『ほう』
「連れが“行きたい”と言った所へは何処へでも連れて行き、何処へでも行くという事だ」
『・・・君に関するレポートを読む限り、山口まで飛んだり、日本を縦断したりしたそうだな。もしや』
「それも目的の一つだったという事だ。“楽しむ”のが大前提なんだからな」
『“言った事は必ずやる”という事かね?・・・その推論には落とし穴があるな』
「何だ、大佐、言ってみろ」
『・・・それは“デート”に限った事では無く、普遍的な事では無いのかね?“デートの時に必ずやる”という事では無く、“いつも心がけている”事に近いと思うのだが・・・』
「!!」

『・・・結局、これだけ話し合って見出した事はただ一つか』
「・・・“コーヒーとタバコを楽しめる時間・場所をキープする”」
『まったく・・・それ以外が“行き当たりばったりである”という事も露呈されたな?』
「ああ・・・なんてこった、ジーザス!」
『来年からの抱負にしようではないか』
「待て、大佐、そもそもがアレだ、“法則”を発見した方が偉いのか?あった方がいいのか?」
『・・・またお題そのものを否定するのかね』
「そういう訳では無くてな、なんというかその・・・アレだ、デートに法則なんか要らないんだよ!楽しめればいいんだよ!」
『…私にも我慢の限度がある。“来年の抱負に”と打開策を打ち出したのに、開き直るとは何事だ!来たまえ、修正してやる!』
「ちょ、大佐、待・・・うぉおおおおぉおおおおぉ!」

~了~
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