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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2006:12/02/10:34  ++  R.I.P

 今年は偉大なるバッドガイ、フレディ・マーキュリー生誕60周年。
 そして悲劇のベーシスト、クリフ・バートン20回忌。

 クィーンのベスト盤、そして「マスター・オブ・パペッツ」をを聴きながら酔っ払っていた。
 そこで二人はいつまでも「その時」のまま歌い、弾いていた。
 俺は彼等が生きてきた時を共有した訳では無いけど、後追いで知った彼等の遺した音楽はとても好きだし、遺した足跡もまた素晴らしいモノだと感じるし、尊敬に値するモノだと感じている。
 だから余計、リアルで感じたかったなぁ…という気持ちがある訳なんだ。
 偉大なる才能に乾杯。

 それにしても…今や「世界を代表するへヴィ・バンド」になったメタリカだけど、そういう風に成功する間近で、「ツアーバスの横転」っていう、自分意外の責任で、気が付く暇も無く亡くなったクリフの事を考えると、なんだかやりきれない思いがある。
 成功する間近で…という事は、メンバーはクリフの事を哀しむ間も無く、ツアー・レコード作成に追われたという事であり、今現在、クリフが望んだ「メタリカ」という形で、「世界を代表するへヴィ・バンド」になったという訳では無いかも知れない…という事を意味する、のかなぁ…。
 1stアルバムの「アネイジア~プリング・ティース」の、イカ
れたベース(ディストーションギターのソロに聴こえる程の演奏)や、「マスター・オブ・パペッツ」までのクレジットと、楽曲を聴く度に、YouTubeとかで、クリフ存命時の自由奔放にベースを唸らせる姿を見る度に、そして「ブラック・アルバム」以降のメタリカの“変化”を見る度に、そういう事を思う。

 メタリカが“変化”する度に、こう言うファンが海の向こうと内側にいるようだ。
 「あの世のクリフが嘆いているぞ!」

 “彼等”は今年のツアーで、その答えを出した。
 クリフ20周忌に「『マスター・オブ・パペッツ』全曲をライヴで再現する」という形で。
 …彼等は今になって、ようやくクリフの事を嘆く間を与えられたんだなぁ…、と。

 …真駒内行きたかったなぁ…。
 「バッテリー」を弾きたくなってきた。

 偉大なる才能に乾杯。

 『仲間は殺らせない。俺達の絆はここに在るんだ』
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