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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2007:04/20/23:21  ++  変化

 良く晴れた青空から夜は一転、夜中には雨が降り始めた今日この頃。最近天気が例年より安定しないような気がする。さっき晴れていたのにもう雨かよ?という感じ。そろそろこちらでも桜が咲く頃だろうか。桜吹雪なら良いのだが、雨は勘弁願いたい。
 が、変化に富んでいて良い、と前向きに考えろ、という啓示なのだろうか。濡れ鼠になる事もまた風流…とは思えないけれども、眺めるだけなら悪くないかもしれない。
 そう、世の中は些細な事であれ、変化している。そして、それを追う事を仕事にした人達がいる。
 素朴な事、身近な事に切り込み、書くという事を。
 
 「平凡な編集マンや、ライターになりたいなら来ないで下さい」
 という、手書きのキャッチコピーの講座に参加した。
 司会は「北海道人」の編集長、ゲストは「北海道ウォーカー」と「オトン」の編集部デスク氏である。
 いずれも、北海道という共通のテーマの元、それぞれで違う年代をターゲットに発行されている地方情報誌だ。
 「人気雑誌の編集部が教える 情報収集術&企画術」が本題である。

 編集部、というと、徹夜続きで締め切り前はギスギスしていて、怒号が飛び交う戦場、という普遍的なイメージがあった。
 が、話を伺って、ちょっとというか、大分意外だった。「燃えよペン」の印象が強すぎるのであろうか。
 むしろ、同じ編集で言えば、「サザエさん」のノリスケさんやいささかおぢさんのような雰囲気を、「北海道ウォーカー」デスク氏の話を伺った時に想像した。

 「最近こういうもの増えてきたなぁ」と、電車や街中で目をつけるのが、「北海道ウォーカー」デスク氏。
 「自分のわからない事、モノがあったらメモをして、それをどんな人が知っていて、どんな人が知らないか聞いてみる。特にモノや事については、どんな些細な事でも掘り下げて聞いてみる。それが店ならば、そもそもそれはどんな仕事なのかとか、客単価とか、心がけている事とか…」との事。
 そうする事によって、手取り足取り…具体的なカタチにしていく。知りえない事から知り得る事へと。
 が、本当に些細な事から、具体的なカタチ…企画になる事もあるようだ。
 「最近、イチゴメロンパンとか、それ本当にメロンパンかよ!?ってメロンパンが増えてきたなぁってなんとなく思って、それがあんまり不思議だったものだから、じゃあそもそもメロンパンって何よ?って話になって、そこから小さい記事ながら企画になった」
 これがホントの「うまい話」というモノだろうか。
 が、甘い話ばかりでは無いようだ。 

 「自己満足で終わらないモノを」と、情報を集める時常に心がけるのが「オトン」デスク氏である。
 「最大公約数である読者をイメージして、偏らない記事を書く為に必要な事。だから、NHKのニュースから深夜のオタクアニメまで、時間がある時はあらゆるモノを見るようにしている」
 そうする事により、様々な視点を自分の中に取り入れ、裏を取り、発信する。
 最近、それを強く実感した事があったそうだ。自己満足しそうになった、と言い換えてもいいかも知れない出来事。
 「ボクシングのチャンピオンを目指す親子がいて、記事を書くために取材していたんだけど…年代的に自分と近い、という事もあり、親と子にのめり込みそうになった。これじゃいい記事は書けない、と思って、あえて一週間以上記事を寝かせてみて、記事にするべくテーマを練っていった」と。
 共感出来る、からこそ、「テーマ」という名の線を引き、あえて一歩引く。
 眺める事と触れる事の違いだろうか。好きな事だからこそ…なんだか恋愛における駆け引きなような気もしなくもない。

 「案ずるより生むがやすし」とは言うが、紆余曲折を経て、企画になるという事には変わりないようだ。人にも記事にも、物語がある。
 だからこそ伝える価値があり、やる価値があるのだろう。
 司会の「札幌人」編集長氏は、こう語っていた。

 「自分達はキョロキョロするのが仕事です。街中をキョロキョロして、面白いなあって思ったモノを記事にする。他の人達が仕事してる時にキョロキョロする事って、実は凄く負い目があるんですよ。でも、生半な気持ちでキョロキョロはしていない。これで飯を食っているんだ、他の人達が仕事をしているからこそキョロキョロしているんだ、って。だから、ローカルとはいえ、自分の出した雑誌が、自分の尊敬していた人を抜かして一位になった瞬間はやはり、なんとも言えないモノがあった」 と。

 世の中はどんなに些細であれ、変化している。

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