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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2006:11/28/11:40  ++  「漫画」という「商品」について

 徹夜生活に終止符を打ちました。おはようございます、そしてもうそろそろでこんにちはですね、NAKED KING-Vです。

 面接を受けて来ました。
 それは一時間以上の質問攻めだった。正直参る、が、筆記試験をパスしてここまで来たのだと言い聞かせ最後まで座りましたとも、ええ。
 結果は一週間以内という事で。受かっていれば良いなぁ、給料いいし。
 「一週間以内」の中暇な訳だ…職探しもちょっとやっておこうっと、滑り止めに。

 携帯でブログいじってたら昨日の記事が途中ぶっ飛んでしまったよ。なんてこったジーザス。
 しょうがないから非公開にして後で追記とか修正とか加えて書き直す事にするのだった。まったくもう。
 下手にいじくるもんじゃないね!ページのレイアウトまで変わっちゃったし。書き終わったら修正しようそうしよう。
 
 ページのレイアウトといえば、昨日書いて自分で読んでみて思った事が一つ。

 「読みづらい」

 灰色に黒字は無いよ。そこな辺も修正するか、レイアウトを考えるかどーかしなくては。
 読みやすくする事が出来るのにしないなんて、アホのやる事だなぁ、と。

 ワードのシステムが結構「使える」という事もわかったし(お前は職業訓練で何を学んでいたんだ、と)、これからは「目に優しく、読みやすいLOGを!」スローガンにやっていこうかと思う次第です。

 今日は少年ジャンプ、及びその他の漫画の事について思う事を書こうかな、と。
 「読んでもいいかなぁ」って人は右下をクリッククリック、そうでない方はまた今度。

 

 という訳で色々試してみようという事です。何がって右下クリックとか、レイアウト変えたりとか、フォントの色・大きさ変えたりとか。「タックルするまでそいつが倒れるかどーかはわからない理論(俺様理論その1)」ですね。

 本題に入りましょう。

 まず、タックルと言えば猪狩対十文字(アイシールド21)の今後の展開が気になります。十文字なんて登場当時はタダのチンピラだと思っていたのに、今や読者の支持を広く集める、言動・行動共に渋く熱血ラインマンになっているという事実にビツクリしました。時の流れは速いもの…。
 王城戦が連載開始時には、ハイライトシーンになると思っていただけに余計気になります。まさかここで終わりだなんて言わないでくれよ…。

 終わりだなんて…と書いて、前々から感じてたことを一つ。最近のジャンプはすぐ切られるか長期に渡って(時にグダグダになったのうと思われる事も)連載するかのどちらかですね。
 秒殺か長期戦か!…どちらも作者の皆様の精神・肉体・経済的にヘヴィな事と思われます。アニメとかカードとかになったら辞めるに辞められないでしょうし。「本来描きたかったモノ」を描く環境が今のジャンプにあるのかどうか、いや、そもそも昔からあったのかどうか少し心配です。
 「もうちびっとだけ~」が、どれだけ長くなった事か。どれだけ未だに信奉者とお金を集めてきた事か。結果面白くなればいいんだろうけど、得てして本題から逸れたモノである事は否めません。そういう事態になった時、実際創る側の視点から観るといかがなものでしょう?「売れればいい」と思う方もいれば、「こんなはずじゃなかった」と苦虫を噛み潰すように租借する方もいるのでしょう。
 本題にフォーカスするか、売れ筋にフォーカスするか、そのどちらかを無視しないと創作活動なんて出来ないんだろうか?資本主義社会の縮図のようではありませんか。「商品」としての価値がある限り長く続けさせ、息切れしたらポイ。後には疲弊した作家が残る…なんてことだ。

 昔はコミックス10巻超えたら十分「長い」だなんて思ってたんですが、今じゃ導入にそれくらい使う漫画も少なくないようにも思います。
 銃夢ラストオーダーは、現在出てる巻数で無印銃夢は終了してますし、ジョジョだって第一部、二部は数にしてコミックス4~5巻くらいですし、ベルセルクは「触」で…まぁ、とにかく、売れ筋にフォーカスする事…すなわち、コミックスやそれに付随するモノ(アニメやらフィギュアやらカードゲームやら家庭用ゲームやらその他色々)をボンボン出して、お金儲けをする・企むのは決して悪い事ではなく、それもゴールの一つであり、もっとも手近にあり文字通り利益のある、具体的な目標なんでしょう。何よりファンは確実に買う訳だしね!
 が、売れ筋にフォーカスした「商品」として、価値が続く限り続けさせるのではなく、本題にフォーカスした「作品」として想像して、本筋をまとめてスッキリさせて、その上で更に発展させていった方がより良い時・事・物語・感情等が生まれると思うのです。
 何より、そもそもその為に、「創作活動」があるはずなのですから。

 ひょっとしたら同人活動等のレヴェルが年々上がっているのはこういった事象もあるのでは無いだろうか。プロのレヴェルに達している、もしくは近しい作家さんも沢山いる。けど商業にすると、望む・望まないに関わらずこういう形で「加工」されるという嫌いもあるのでしょう。商業誌と同人誌を行ったり来たりしてる作家さんはそういう事を考えているのかなぁ、と。ファンだったら買うしね、なんであれ。
 で、年々レヴェルが上がり、かつそういう文化が見直される風潮の中、同人→商業へと華麗なるステップアップ(?)を図った作家さんもなんだか増えてきているというかそんな気がします。昔は「うまいエロ漫画家」くらいの印象しか無かった大暮維人が今やマガジンのエースになったりとか。
 商業誌は大らかにになったのか、利益に貪欲なのか判断しかねる所です。が、どんな形にせよ理解(マーケットと言い換えても差し支えないかもです)が広がって風通しが良くなったという事に俺は賛同します。
 相互の理解から、可能性は始まり、広がっていくのですから。

 だから秒殺とは言わずもう少し長い目で、また、長期戦の泥試合を望むのではなく、もっとコンパクトに、必要以上に蛇足・脱線する事なくまとめたり、作家さんにとって自由な風潮になれば良いのになぁ、と。
 …それは漫画の「商品」としての側面からは矛盾しているのでしょう、が、それでも、それだけの才能が商業誌に認められて、その上で創作しているというのもまた事実であり、そういう「競争」のようなストレスで才能が翳るのは、「読む側」として甚だ遺憾であるという事です。
 ただでさえ「絵柄が受け付けられない」とか「物語がちょっと…」とか「グロ過ぎるんじゃね?」とか、枝葉のような所に「読む側」はフォーカスしがちでもあります。そういったストレスが常に付きまとう上に、軽減しようと思えば出来そうな重圧を増やしてどうするんだ、と。
 …秒殺したくなるような漫画もまた連載されていたりするのは否めないけど。
 「本来描きたかったモノ」を制限されるか、一部分だけ抜き出されて強調されるか、妥協せざるを得ないってのは、モノを創る側にとってどれだけ耐えがたい苦痛かを考えると、非常にへヴィです。

 何より、「プリンセス・ハオ」の悪夢は繰り返して欲しくは無いのです。
 
編集は一体なにを考えているんですk

 従って、アイシールドの話に戻れば、王城戦で終わってもそれはそれでスッキリするような気もします。ダイナソーズの我王(だっけ、あの番場さんを病院送りにしたでかいの)の今後や、NASAエイリアンズは一度きりかよ!とか、「本気になったもっとすげぇ神龍寺ナーガ」とか、そういう気になる伏線なりなんなり残っている気はしますが、その辺脳内保管出来るようなラストにすれば無問題!と。

 …脳内保管といえば、テニスの王子様…貴方は何処へいくのですか。
 最早彼等(作者・編集者共に)は、俺の脳内で予想出来うる事を完全に超え、ある意味で本当に「無我の境地」に辿り付きつつあるような印象があります。ロケットで突き抜けろ!という事ですか?編集は一体なにを考えているんですk
 なんだか作者の頭の中を直接覗いている気がしなくも無い。COOLだぜ…。「本来描きたかったモノ」を描き過ぎだろ!何この例外(H×Hも違う意味で例外な気がする)みたいな。
 行き先が楽しみであり、不安であり、そもそも何故これが連載されているのか不思議であるという、なんともアンヴィヴァレンスな印象を抱いている漫画です。
 そして、なんだか気が付いたらテニスの王子様だらけですね。文房具から映画にいたるまで、商品になってない商材を探す方が難しいと思われます。「テニスの王子様ジャンボジェット」が出てきてももう驚かないぞ!乗りたくないけどね。


 前は普通にテニスしてた気がするのに、時の流れは速いもの…。 まぁ、明らかに「商品」の枠に属するであろう漫画なのに、理解出来ないような(嫌な意味で電波と言い換えても可)展開が続いているこの状況をもう少し楽しもうと思います。 

 以上、今週及び昨今のジャンプ、及びその他の漫画諸々に対する考えをまとめて置くのでした。
 毎週一応読んでるお!と、こういう成分もあるんだお!というアッピールも兼ねて。

 …俺は漫画が好きなんだよ!文句あるか!

 

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