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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2006:11/12/11:35  ++  幻の子供

 インターネット、ってなんなんだろうなあ。
 先日の日記で書いた通り、便利なモノだっていうのは間違い無いんだろう。

 先日、話した・考えた内容をもう一回夜中考えてみた。
 繰り返し繰り返し考えられる時間がある、ってのはいい事なのかな?それが腐らなければ。
 
 「そこに居る人全てが権利を持てる」モノだと思う。
 「そこに居る人全てがそれを使える」モノだと思う。
 追う義務みたいなのは、その権利の割合にすれば、凄く軽いもんだと言えるんじゃないかな?って。だって、ヘタすれば「言って終わり」に出来るんだから。
 それが正しい事っていうか、正論だったら尚更、「叩いて終わり」になるんだろう。
 ただ、自分自身でその義務を、いくらでも重く出来るんじゃあないかな、って。思い込んだりしてさ。

 それは凄く便利な事だと思う。
 何故なら、思った事が「腐る」前に、伝えたり、公布したり出来るから。
 いや「腐った」事さえその場で、伝えたり、公布したり出来るから。
 そうやって伝わった内容を、各個人の価値観でどうとでも解釈出来るから。
 その「後」で、腐ったり、苦しんだりするんだろう、今こうして書いてるみたいにさ。
 本当はどうって事無い理由が、凄く重くなってくる。色々な意味で。
 それに対して何らかの反応があれば、余計にそうなんじゃないかな?って。

 だから、「電車男」とかが流行ったのかなぁ、ってふと思った。当事者でもないのに関わった「気分」にはなれるからね。それが真実であろうと、なんだろうと。
 実例をあげる、って意味でも、ちょっと「電車男」について。
 それをただの物語として「楽しむ」か、こういう事も起こりうるっていう可能性の一つとして「検討する」か、こんなの嘘っぱちだ、自分の方が凄いんだぜ!って「優越感を抱く」か、商品・商材の一つとして「稼ぐ」か…とにかく、捉え方・立場・身の置き方によって変わるんだろう。
 ただ、最初に伝わった事は腐る間も与えずに、各々の解釈で、凄まじいスピード、精度で伝わっていって、そのシーンによって形を変え、追加されていった。
 最初の素材は「面白かった」事は確かなのかな。身近に感じうる事(になったんだろうなあ、今の状況だと)だから。物凄く自分と比較しやすい素材だしね。それが真実だろうと、なんだろうと。
 「物語である」事と、「事実である」事の境目が凄く曖昧というか、そんな感じ。
 蛇足ながら、俺が「電車男」に対して思った事を書くと、本だけだったら「楽しめ」た。だけど、ドラマや映画になった時に「興味を無くし」て、続編が出るぞ!って事になってから、本で読んだ内容さえ「腐って」いった。
 それは凄く便利な事だと思う。

 やっぱりネットは「使いよう」なんだなぁ、って。
 権利は持っているけど、必要な分以上は使う必要は無いし、義務は軽いし、場合によっちゃ無いに等しい場合もあるけど、必要な分だけ負えば「いい」んじゃないかなぁ、と。
 共通の何かが無くても、繋がりが成立してしまう場合もあるし、逆に共通の何かのみで、繋がりが成立してしまう場合もあるしね。
 自分の都合でどうとでもなる事なんだから、それ以上追求したり、突き詰めていっても仕方が無い。
 何らかの応えが返ってきた・来る見込みがあるなら、楽しめばいい。
 …そこらへんの切り替え、見極めがうまく出来ないから、ここにこうして「何か」を書いているんだろうけどね。
 でも、もう「叩いて終わり」とか、そういう風にはしたくないし、そういうつもりで何かをしたくない。
 繋がりは「成立」しうるんだしね。なら、相手の意思も尊重して、検討したいよ。理由があるんだろうからね。

 まとめると、俺はもっと「話がしたかった」んだろう。  

 もっと気軽にやろうよ、自分の都合でさ。
 そう自分に言い聞かせるのであった。
 

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