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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2006:11/19/20:17  ++  Dream Theater.

 友人の所で「子供の頃の夢は(そしてどうなった?)」というお題があったのでやってみる事に。
 何事もまず挑戦ありきであり、タックルするまでそいつが倒れるかどうかなんてわからないさ。
 ノリとしては、そんな感じ。

 「宇宙飛行士になりたい」
 そんな事を思っていた。小学生の時は。
 何故かっていうと、丁度毛利さんが宇宙へ行って、そして帰ってきた、って時期に重なって、「すごいなあ」と子供心に思っていたから。
 ある意味、もっとも困難で、そして意義のある「旅」だと、宇宙開発については未だにそう思っている。
 蛇足ながら、それだけに…後にドイツのV1、V2ロケットに関する文献、つまり宇宙開発の口火を切ったのは何であったか?という事を知った時は、悪いジョークだと思ったものだ。
 キリスト教についてもそう思うんだが、どうしてこう世の中には「悪いジョーク」的な出来事に満ちているんだろうね?教師が「指導」と称して暴力を振るったり、「自由の為に」って言って、誰かを殺したりしてさ!
 ・・・アメリカ出身のエイズにかかってる子に、「僕の夢は宇宙飛行士です」って手紙送ったっけな・・・そういえば。
 そう、どっかに文章を初めて公開した夢でもある。
 「公開した」っていうのは・・・結果的にそうなった、って感じなんだけど、そのエイズの子の本が出版されて、それに俺の手紙が載った、って事があったんだ。死ぬほど字は汚いわ、夢の内容は内容だわで、今読むと赤面モノだ。だから見かけても読まないでくれ。

 それから、少年野球チームに所属していた事もあって、野球選手になりたい、とかも思っていたっけ。
 もっともこれは、周りのメンバーが口を揃えてそう言うもんだから「じゃあ俺も」的な夢だった。つまり、真剣に「野球選手になってやるよ、絶対!」とか、そう思っていた訳では無い。

 中学に上がってからは…そういう事について考えてはいなかった。
 いや、考えられなかった。
 ずっと先に広がっている(かもしれない)夢より、目先の現実が辛すぎた。

 高校の頃は、結構ガチで「プロレスラーになりたい」って思っていた。
 「進学が出来ない」「就職も考えられない」なら、リングの中で華麗に舞う「彼」のようになりたかったのだ。
 結構ガチっていうのは、アルバイトして、トレーニングして、お金貯めて(今は無き)FMWに入るぞ!くらいは思っていた。
 だが、アルバイトを始めて俺自身が現実に埋没していったっていう事と、親父の説得…「自分みたいな事になってもいいのか?」とか、を長々と毎日毎日毎日毎日話されるうちに、いつの間にかそういう気持ちは消え去っていた。
 つまり、当時から意思はそんなに強い方じゃ無かったわけだ。
 蛇足ながら、俺が今現在も多少はタフなのも、この頃のトレーニングの賜物であろう。

 そして今、どうなったか?
 ご覧の通り、って感じかな。
 俺は重力に未だに縛られているし、ホームランをぶちかましてもいない。
 先の日記の内容と重なるが、そういう機会を失ったという事もある。
 今目の前にあるのは、夢の残骸であり、子供の頃の俺が見たら絶望するであろう、俺の姿。
 少々行き過ぎな表現かも知れないが、自分自身について考えるとそういう事になる。
 
 以上までの文章に代えて「お題」を終了させて貰う。
 これから下は、「お題」をこなした感想、及び意気込み。

 夢の残骸、か。
 さっきも書いたけど、そろそろ勝たせてくれてもいい頃だ。
 砕け散った夢は、多分もう叶わない。ならばまた夢を作ればいい。
 廃材で誰かをぶん殴ったり、何かをぶち壊したりするよりずっといい。
 何より、今になってようやく、自分自身について真面目に考える事が出来てきているのだから。
 何事に対しても投げ槍だった事もあった、が、投げたならまた拾いにいけばいい、って気が付いた、そんな感じ。
 つまり、砕け散った残骸で、俺はまた夢を構築しようとしているのだ。
 諦める事は美徳では無い、そういう事にも気づいたのだ。「あの旅」で。

 叶うかどうか、なんてわからないさ。
 ただ、確実に言えるのは「叶えよう」と思い、進まない以上は絶対に「叶うかどうか」で終わるのだ。
 そして、そろそろ勝たせてくれてもいい頃だが、勝ちたい以上は勝負しなければいけない。
 そのリングを探し、対戦相手を探し、その為に鍛えなければ。

 何事もまず挑戦ありきであり、タックルしてみるまでそいつが倒れるかどうかなんてわからないさ。
 ノリとしては、そんな感じ。

 以上をもって、「お題」の感想、及び意気込みにさせて貰おう。
 
 「地球は青かった。だが、神は居なかった」
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