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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2007:02/07/23:37  ++  摩擦

 ・爪
 ・人形
 ・樹脂
 “それ”のイメージをざっと挙げると、そんな感じだった。
 無機質なモノなのに有機質なモノが多い。

 「ピックがすぐ減って困っている」
 ベースを弾かせている後輩が件のような事を電話口で述べたので、固めのピックを一枚くれてやった。
 セルロイド製の三角形ハードピック。“人間の爪に近い材質です!”という謳い文句に惹かれて買った(フィンガーピッキングを覚えた方がいいんじゃないのかとか思いつつ)記憶があるものの、手にして使ってみると気に食わなくて全然使わなくなったピック。
 「在庫整理みたいなものだな」と内心思っていたのは内緒だ。

 くれてやってから謳い文句を思い出した。
 
 ・むしる=OK
 ・はじく=OK
 ・引っ掻く=NG
 ・こする=NG
 “爪”に関するイメージをざっと挙げると、こんな感じ。
 昔から爪をヤスリにかけたり、硬い物をゆっくり引っ掻いたりするのが苦手だった。背筋に怖気が走るくらいに。
 そしてそれは指の爪であろうが足の爪であろうが変わらず、手に何かを持って作業する時も変わらなかった。つまり、ピックを使っていても苦手であったという事。
 が、引っ掻いた時に出る音は別にどうという事は無い。黒板を引っ掻くのはNGだが、黒板を引っ掻いた音はOK。つまり、“結果”ではなくて“行為”に問題があるのだ。
 したがって、“ピックスクラッチをして生じる音は好きなのだが、ピックスクラッチをやるのは嫌い”という状況が生まれた。であるから、未だにピックスクラッチはやる気がしない。アンプから出る音は好きなのだけれども、ネガティヴな意味でやる度にゾクゾクしても、ねぇ。

 謳い文句を思い出してからそういった事を思い出した。

 次回、別のピックを持たせるようにしなければ。
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