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蛇の舌先

「空っぽの要塞へようこそ」
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:2007:01/20/00:19  ++  内訳:一日二冊

・駅が近い
・デパートが近い
・街から割と近い
=便利

 家捜しではなく、駐車場の話。
 以前勤めていたレンタルビデヲ屋に未だに通い続けている理由でもある。

 元構成員という事で、現構成員に口利きすれば無料券を出して貰える。
 路上駐車すると何かとうるさくなったので、今週は毎日お世話になった。

 ただ、
 駐車券に無料ハンコ押してもらうだけに来店するのも気が引ける。
 それくらいの甲斐性はまだ残っているのだ。
 そこでコミックを毎回借り・返しに行くようにしている。
 借りるモノの中で、一番安いのだという事は内緒だぞ、誰にも言うなよ。
 G戦場ヘヴンズドアを全巻読破、創作意欲が湧いてきた。
 荒川アンダーザブリッヂ面白れえ、なんともいえない世界観。
 シグルイ、続きが楽しみで仕方が無い。

 今日は今後の参考資料として“エマ”を二巻程借りてみた。
 次はメイド喫茶へ行く事になるであろう。
 その前に明後日コミックの返却しに行く事になるであろう。
 その前に明日DVDの返却へ行く事になるであろう。
 そして特攻野郎Aチームを借りる事になるであろう。

 このうちいくつ現実になるかは、目覚めてみないとわからないであろう。

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:2007:01/19/01:11  ++  同様の動揺

 ふむ。
 俺は鉄の扉の前で、どうした物か考えを巡らせていた。

 “生体認証”
 網膜であったり、指紋であったり、身体の一部を登録してパスワード代わりにするシステム。
 前者の場合、対象者が糖尿病やらなにやらを疾病している事さえわかるらしい。
 “貴方はガンを発症する恐れがあるから、弊社では採用を見合わせて頂きたく…”とか、言われる日が来るんだろうか。
 後者の場合、昔から印鑑代わりに使われていた感もある。
 つまり、扉の向こうへ入るその都度判を押して、ドアロックを解除してる訳か。
 常に更新される契約、合意するかしないかを隔てるドアロック。

 中指の血管を登録するシステムを採用していた。
 ドアの向こうへイクたびに中指を差し出す、“FUCKして下さい”と。
 喉の奥まで咥え込んでから支払われる給料、“身体が資本”とはよく言ったモノだ。

 9回に1回。
 それが俺がドアロックを解除する、おおよその確率。
 バッターボックスに立ったならば、ツーアウトと空振り二回でようやく一球バットに当てて、
 ピッチャーマウンドへ上がったならば、二人程塁に送った後、ようやく一球ストライク。
 早いのはベッドの上だけ、ってか?とんだ不感症だ。ただでさえ少子化がどうとか言ってるのに。
 しかしこれじゃ、仕事にならない。

 “客引きみたいにドアの前で突っ立って、開けられる人が来るのを待つ”
 人が多いうちはこの作戦を採用してみた。
 気分はまるで娼婦。“お仕事”の為だというのは変わらないのだけど。
 受け身の営業活動は功を奏し、とりあえずドアの前で腕組みする時間は減った訳だよ、ブラザー。
 問題は人が少ない時…仕事始めだ。

 ざっと周りと自分の持ち物を、見回してみる。
 狭い廊下に非常口、火災が起きた時の警報装置、申し訳程度に用意された流し台、手には仕事に使う資料と、ついさっき自販機で買ったジュース…。
 警報装置を鳴らせば、ほぼ確実でだろうが、入るたびにいちいち火災を演出する訳にもいかない。
 俺がしたいのは放火(自作自演)ではなくて、仕事なのだ。
 そういえば、似たようなシチュエーションが前にもあったな、と、過去の出来事が脳裏を焦がす。
 確かアレは仙台(の一歩手前の塩釜)のホテル。入り口を通るのにカードキーを使っていたのだが、それを部屋に忘れたまま出かけた時の事。
 部屋にはロック掛かってないのだが、ホテルに入るためにロックを解除しなきゃならなかった時の事。
 ひとつやってみるか、面白そうだし。

 要は、“外から開けられない”のだから、“中の人に開けてもらえばいい”のだ。
 中の人に開けてもらう手段は、昔から相場が決まっている。
 もっとも原始的な、扉を開けるパスワード。
 俺は扉を軽く、拳で数回ノックした。

 ガチャリ、と、目当てのドアが開く音を、非常口の裏で聞いていた。
 どうやらうまくいったようだ。
 “ついさっき下でジュース買ってきたんですよ”という顔をして、そして実際ジュースを持って、開いているうちに-閉まっていくドアの音を聞きながら-仕事場へ入った。
 
 「おはようございま~す」
 ちょっと手を貸して貰った事に感謝する意味もある、営業用の笑み。
 「え?あれ?さっき誰かノックしてませんでした?」
 「いえ?セキュリティあるのにノックする人なんているんですか?」
 「いやそれはそうなんですけど…誰も居なかったんですよ…」
 「へぇ、すれ違ったりとかはしなかったですけどねぇ、不思議ですねぇ。あぁ、今日もよろしくお願いします」
 「え?はい、お願いします」

 ふむ。
 流石に何回もやるのは不味いな。
 甘いうちにつける嘘、プロポーズにも似たスリルの味。
 記録されない事ならば、無かったのと一緒だ。
 ましてや中指にエンゲージリングなんて要らない、FUCK!

 さて、明日はどうするか。
 

:2007:01/17/20:51  ++  “腐ってやがる!”

 今日、俺が楽しみにしていたモノは二つ、それはマロンケーキとまんがタイムオリジナル。
 前者はちょっと気合入れて朝ご飯作ろうとした時に、冷蔵庫を開けて、後者は朝起きた時テーブルに横たわっていたのを発見したのであった。

 まんがタイムは高校~二十歳頃の期間、よく読んでいた。
 朝、出かける前に、コーヒーと煙草をすすりながらサクっと読む。“今、何を連載してるんだろう?”といった感じで。
 俺が読んでいた頃の作家は残っていたが、作品は残っていなかった。が、面白い。遅刻を気にする程面白い。
 時期的にバレンタインの話題が多かったが、ホワイトデーを気にしなくていいからいいんだ、と、それ以上思考が進行するのをストップさせる。
 我ながら姑息なモンだが、後ろ向きに前向きなよりはいいんだ、と言い聞かせる。

 サクっとしか読んでいなかったのと、朝にマロンケーキを食べたくなかった(だって勿体無いもの!)のとで、仕事帰りの楽しみに両者ともとっておく事にした。

 そして夜7時過ぎ、感動のご対面。

 コーヒー、煙草、まんがタイムオリジナル、そして麗しのマロンケーキ。
 仕事と俺を拘束していたスーツは、ハンガーにさようならそしてまた明日。
 煙草を吸いながらコーヒーを啜り、まんがタイムオリジナルに癒され、いよいよマロンケーキをほおばる。
 …なんて幸せな時間なのか!

 「それ、読むのはいいんだけど…それ、食べたの?」

 まんがタイムオリジナルの持ち主の登場、弟だ。
 マロンケーキの残骸(ギザギザのアルミホイルと、透明なセロファンとそれに付着するクリ-ムといった物)を指差して俺に告げる。

 「あのさ、変な味しなかった?」

 別に。
 俺は今幸せなんだ、ほっといてくれ。

 「…それ、二週間前くらい前のだから、さっき棄てようと思ってたんだけど…無くなってたから…」

 …さようなら、俺のマロン。
 
 煙草…辞めようかな…。 
 口の中に残るイガラっぽさが、急に憎らしくなってきた。

:2007:01/17/00:02  ++  写真とデッサンとそれに付随して思う事

4d097ae2.jpg
 お気に入りの地下道。
 本当はもっと明るいんだけれども、そういうイメージがある道ぢゃないのでちょこちょこと編集。
 携帯のカメラにしてはうまくいった…と言えるんだろうか。
 俺の目にはこういうイメージで、この道は横たわっている。
 吐く息が白いのとか、張り詰めた空気の中で乾いた足音が響くのなんかも、お気に入り。

 容量と画質を気にしながら撮影するという事と、思いのほか写真を撮る事が多いので、給料が出たらカメラを買おうかどうか考えている。スケッチ出来るのが一番いいんだが、それにしたって練習用に今の所写真は要る。
 デジタルカメラにするべきなのだろうかという事でも少し悩ましい。あんまりクッキリハッキリ映るのは嫌というか、好みでは無いし。
 って、ああ、そうならないように編集すればいいのか。

 スケッチといえば、下手糞ながらデッサンを描いているせいか、最近人の骨格が気になる。
 骨+筋肉+皮膚+季節+その日の気分=ヒト
 ヒトというのは、目に見える所だけで構成されているんじゃないんだなぁ。そういう感覚。
 こういうのを“視野が広がった”とかって言うんだろうか?
 だが、元からそこに在った事に気付いただけだから、本当は広がっているわけじゃなくて、俺が小さかっただけなのか?どうなんだろう。
 いずれにしろ今は得はしているのだから、良しとしておく。

 歯が抜けるように仕事先の連中の頭数が減っていく。
 最初から10人居なくなった。椅子取りゲームに苦しんでいた頃からすると、なんだか贅沢な気もする。
 何が彼・彼女をそうさせたのかも気になるが、気にすべきは自分の事…か。
 ちょっとどうしようか、これも悩ましい。
 誰がどうしたか、ではなくて、俺がどうするか、なのだから。

:2007:01/15/22:33  ++  シーソーゲーム

 今考えている事は二つ。
 一つは企業秘密、かつ協力を要請する必要有り。これを書き終わったら手をつける予定。形になるといいなと思いつつ。
 もう一つはちょっとヘヴィで、これから書こうとしている事。

 現在の状況:
 午前中:請負のお仕事(今週で終わらせる予定)
 午後:派遣のお仕事(三月末で一旦契約終了予定)
 これら二つは別々の派遣会社からの紹介。

 仕事終了後、請負の仕事している方の派遣会社から電話連絡。
 “長期で、契約社員としての職を~”という内容。
 やる内容は今、午後にやっている事とあんまり代わらない。
 
 少し比較検証。
 現在→紹介された職

 
時給→100円アップ(かなりヘヴィだ)
 いつまでも派遣→契約社員(社員への登用有り)
 三月末まで→六月末まで研修、その後契約社員

 その他、文章化出来ない条件も含めて、軒並み良くなっているな、と。
 少なくともこっちが先だったら、こっちを受けていたであろう事は間違い無い。

 一月二十二日で、一旦研修生としての契約は切れるので、乗り換えようと思えば出来なくもない。
 なので、とりあえず紹介してくれた派遣会社には状況を説明した上で、“今週中にはなんらかの答えを出す”という形で保留。
 現在の心境としては6:4くらいで、紹介された仕事:現在の仕事。

 どっちにしろ、ずっとやるつもりは無い。が、稼がなくちゃならぬという事です。
 何にせよ、お誘いがあるうちが華って所かな。
 まだ枯れるつもりも無いという事です。

 その他の出来事:机の引出しが倒壊した。

 以上。